毎日のセルフケアが、お口の健康を守ります
皆さん、こんにちは。
桜新町駅徒歩15分、上町駅徒歩8分の【桜3丁目デンタルオフィス】です。
お口のセルフケアとは、普段ご自分でできる予防ケアのことで、歯磨きでお口の中を清潔に保つことです。
正しいセルフケアを行えば、むし歯や歯周病などのトラブルを予防することができます。
むし歯や歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です。
プラークは歯に付着するネバネバした細菌の塊です。
プラークでむし歯や歯周病の原因菌が増殖し、歯を溶かしたり歯ぐきに炎症を起こしたりします。
プラークを取り除いて口腔内を清潔に保つことをプラークコントロールと呼びます。
プラークコントロールで最も大切なのは、ご自分の歯並びに合わせた適切な歯磨きをすることです。
磨き残しがないように、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目なども丁寧にみがくことが重要です。
とはいえ、歯磨きで全ての汚れを完全に落とし切れるわけではありません。
複雑な形状のお口の中は、どんなに気をつけて磨いていても、どうしても磨き残しはできてしまいます。
プラークは数日で硬い歯石に変化し、そうなると歯ブラシで取り除くことはできません。
できるだけ磨き残しを少なくするためには、あらかじめ歯科医院でご自分に合ったブラッシング指導を受けるのがよいでしょう。
それぞれの歯並びに合ったブラッシングの方法や、磨き残しの多い場所など知ることができます。
セルフケアには歯ブラシ以外にも便利な補助グッズがあります。
歯ブラシとこれらの補助グッズを併用することで、プラークの除去率はかなり高くなります。
・デンタルフロス
糸状の清掃器具で、歯ブラシが届きにくい歯と歯の接している面のプラークも取り除けます。
糸を好きな長さに切って使うタイプと、柄がついているものがあります。糸にワックスがついているタイプは滑りがよく、狭い隙間にも使いやすいです。
・歯間ブラシ
細い毛先のついた小さな歯ブラシです。シリコン製のものもあります。食べかすが詰まりやすい少し広めの歯の隙間をきれいに磨けます。
・タフトブラシ
毛束がひとつのヘッドになった小さな歯ブラシです。
普通の歯ブラシではみがきにくい歯の隙間や、歯と歯ぐきの境目が効率よくみがけます。
お口の健康を守るために最も大切なのは毎日のセルフケアですが、どうしてもできてしまう磨き残しや歯石の除去は、歯科医院でのクリーニングでしかできせん。
むし歯や歯周病の初期は自覚症状に乏しく、症状に気がついた時にはかなり進行しているということもあります。
毎日正しいセルフケアを続けながら、歯科医院での定期的なクリーニングも併用しましょう。