歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石
2019年10月31日
こんにちは(^^)桜3丁目デンタルオフィスです🌸
今回は歯石の種類についてお話します♪
まず、歯石とは長期間除去されないままになっているプラーク(歯垢)と唾液中に含まれるカルシウムやリンが結びついて形成された塊(石灰化物)のことです。
歯石には2種類あり、歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石に分類されます。
【歯肉縁上歯石】
歯肉の上にあり、プラーク(歯垢)と唾液中に含まれるカルシウムやリンが結びついて形成された
白色または黄色の歯石です。
唾液腺の開口部近くにできやすく、わずか2日間で歯垢が歯石になることがあります。
【歯肉縁下歯石】
歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)に面した歯根面に付着した歯石です。
歯周ポケットからの滲出液や血液により黒褐色になります。
歯肉縁上歯石に比べると形成速度は遅いですが、密度が高く固着力も強いため除去が困難になります。
歯石は細菌の塊です!!
歯周病、口臭などのトラブルを引き起こす恐れがあります。
毎日のセルフケアと定期的なクリーニングでむし歯や歯周病を予防しましょう☆