子どものむし歯を予防したい方へ
皆さんこんにちは。
桜3丁目デンタルオフィスです。
お子さまのお口の健康を守るためには、「むし歯予防」が何より重要となります。
乳歯のむし歯は、お口の発育に大きな悪影響をもたらすことがあるからです。
そこで今回は、「子どものむし歯を効率よく予防するための方法」をわかりやすく解説します。
小児歯科で受ける予防処置は、「極めて高い効果」が期待できます。
なぜなら、歯科医院でなければ受けることができない処置だからです。
具体的には、「フッ素塗布」と「シーラント」な主な予防処置となります。
これらを早い段階で受けることで、お子さまのむし歯を効率よく予防できますよ。
フッ素塗布とは、高濃度のフッ素が配合されたジェルを歯の表面に塗り付ける処置です。
皆さんが普段使っている歯磨き粉にもフッ素が配合されていますが、上限は「1500ppm」となっています。
一方、歯科医院で取り扱っているフッ素ジェルは「9000ppm」と高濃度であり、歯質を強化する作用も極めて高いです。
シーラントとは、奥歯の噛む部分の溝を「プラスチック材料で埋める」処置です。
乳歯や生えて間もない永久歯は、奥歯に複雑な溝があることから、汚れがたまりやすくなっています。
そこをレジンと呼ばれるプラスチックで滑沢にすることで、「むし歯のリスクを低下」させるのです。
小児歯科では、お子さまに対して「ブラッシング指導」も行っています。
小さな頃から正しい歯磨きの方法を身に付けることで、むし歯にかかりにくい「衛生的な口内環境」を確立できます。
当院では、そのお手伝いができれば幸いです。
このように、子どものむし歯を予防したい方は、積極的に小児歯科を受診しましょう。
お口の中に異常がなくても、上述したような予防処置によって先手を打つことで、むし歯菌や歯周病菌の寄り付かないお口の環境を作り上げることができますよ。
お子さまの将来のためにも、早いうちから予防処置を実施していきましょう。