顎関節症
2018年12月4日
こんにちは(^^)桜3丁目デンタルオフィスです🌸
今回は顎関節症についてお話したいと思います。
まず、顎関節症はどのような症状なのか(゜-゜)? 皆様はご存知でしょうか?
顎関節症の代表的な症状は、以下の3つです。
「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」
そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、
また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。
主な治療法は4つあり、
生活指導・・・
日常生活の行動や癖を、ご自身で気をつけていただくこと。
「顎関節や咀嚼筋への負担を減らすため、硬い食品や長時間の咀嚼は避ける、
頬杖をやめることや猫背などの姿勢をよくする、
また、仕事中や休息時に上下の歯が接触していることに気付いたら歯を離すようにする、
そして、特に強い心理的な緊張を感じる環境があれば、それを改善し避ける」などです。
理学療法・・・
理学療法には医療者が行う物理療法と患者様自身が行う運動療法があります。
物理療法は、手指による筋肉のマッサージ、ホットパックなどによる温罨法、
低周波治療による筋肉への電気刺激、鎮痛を目的としたレーザー照射などがあります。
運動療法には、筋肉や靭帯などの柔軟性や伸張性を改善するストレッチや、
関節へ直接アプローチして顎関節の動きを良くして開口量を増加させる下顎可動化訓練、
また、疲れやすい筋肉を鍛えて耐久性を向上させる筋力増強訓練などがあります。
いずれにしても、医療者の指導のもと行う療法です。
薬物療法・・・
顎関節や咀嚼筋の痛みに対して、消炎鎮痛薬を処方します。
薬を服用しても改善しない場合は、他の原因や治療法を考える必要があるため、
専門医のいる医療機関でご相談する必要もあります。
アプライアンス療法・・・
いわゆるマウスピースやスプリントと呼ばれるものによる治療です。
睡眠時の歯ぎしりやくいしばり(睡眠時ブラキシズム)時の咀嚼筋の緊張の緩和や、
顎関節部への負荷の軽減を目的としています。
顎に違和感を感じたら、まずは歯医者さんにご相談ください(^^)