親知らずが痛い ??
2018年12月11日
こんにちは(^^)桜3丁目デンタルオフィスです🌸
親知らずとは
永久歯の一番奥に生える歯で、第三大臼歯といいます。 前から数えて8番目の歯です。
親の手を離れ、物ごとの分別がつくようになった頃に生えてくることから「親知らず」や「智歯(ちし)」と呼ばれます。
一般に17~21歳頃に生えてきますが、個人差があり、生えてこない人もいます。
また、生え方によっては、お口のトラブルの原因になることが多い歯です。
親知らずの生え方
正常な生え方
とくにトラブルがない限り抜歯の必要はありません。
歯みがきをしてきれいに保ちましょう。
傾斜して生える、水平に生える
生えるスペースが不足していると斜めや横向きに生えてきて、前にある歯を圧迫するようなかたちになります。
汚れもたまりやすく歯みがきも困難なため、隣の歯にも、むし歯が発生しやすくなります。
このような場合は、抜歯になる可能性が高くなります。
水平埋伏
あごの中で横向きになったまま生えてこない状態です。
隣の歯の根を刺激して、歯の根やまわりの骨を溶かしてしまうことがあります。
このような場合は抜歯になる可能性が高くなります。
親知らずのお手入れの必要性
親知らずは下記のようにトラブルが起こりやすい歯なので、丁寧にお手入れをする必要があります。
親知らずはむし歯・歯周病のリスクが高い
一番奥に生えるため、歯ブラシの毛先が届きにくく、プラーク(歯垢)除去が困難です。
そのため、むし歯や歯周病のリスク(危険度)が高くなります。
生え方に個人差がある
斜めに生えたり、横向きに生えるなど、正常に生えない場合が多くみられます。
歯肉が腫れたり痛みが起こりやすい
斜めに生えてきた場合、歯と歯肉の間にすき間ができます。
ここにプラークや食べかすがたまると歯肉に炎症が起こり、腫れや痛みが生じます。
炎症がひどくなるとほっぺたが腫れて口があけにくくなったり、飲み込むときに痛みをともなったりします。
抜歯や治療が他の歯に比べて困難
一番奥に生えることに加え、正常に生えないことが多いため、他の歯より抜歯や治療が難しい場合があります。
痛くなったり、親知らずが気になる方は一度お電話くださいね♪