2018年8月1日
こんにちは(^^)桜3丁目デンタルオフィスです🌸
今日は入れ歯の種類についてお話したいと思います!
皆さん、入れ歯にはたくさんの種類があるのをご存知ですか??
1 使える素材が違う
☆ 保険の入れ歯はプラスチックが中心!
⇒保険の入れ歯で主に使われる素材は、レジンというプラスチックです。強度を保つために床が厚めに作られています。
また、人工歯の部分は色や形の種類が限られています。
☆ 自費の入れ歯は金属やシリコンなど実にさまざま!
対する自費の入れ歯は、金属やシリコンなどを使用することができます。
床部分に金属を使うことで、熱伝導が良いために食事が美味しく感じられますし、シリコンは見た目が歯茎に近いので審美性に優れていて、フィット感も抜群です。
両者ともプラスチックよりも薄く作ることが可能なので、口の中に入れたときの違和感が少ないのです。
人工歯の部分についても、選べる色や形の種類が保険の比ではなく、元々の歯に合った入れ歯を作ることが可能です。
2 入れ歯の固定装置が違う
☆ 保険の入れ歯は金属で固定
保険の入れ歯は金属のバネで固定します。
固定する歯に負担がかかって違和感があるだけではなく、歯に傷がついてしまうこともあります。
また、部分入れ歯の場合は固定する歯を取り囲むように金属をつけますので、笑ったときに金属が見えてしまうこともあります。
☆ 自費の入れ歯は固定装置が目立たず、方法もさまざまです!
対する自費の入れ歯は、固定装置の種類も様々です。
ノンクラスプデンチャー(スマイルデンチャーとも呼ばれます)という入れ歯は、固定装置が歯茎と同じ色をしているので、大きく口を開けて笑っても目立ちません。
3入れ歯の寿命はどちらが長い?
☆ 保険の入れ歯は磨り減りやすい……
プラスチックでできている保険の入れ歯は、毎日の使用で変形しやすいという致命的な弱点があります。繰り返し歯とぶつかることでどうしても磨り減ってしまうため、やがて食事や発音に不具合が出るなど、入れ歯としてはうまく機能しなくなってしまうのです。
☆ 自費の入れ歯は丈夫で長持ち!
自費の場合、金属やセラミックなどの硬い材料を用いることができるので、耐久性に優れ、比較的長持ちします。
ただし同じ自費入れ歯でも、歯茎と同色のシリコンを使用したノンクラスプデンチャーは、審美性に優れる代わりに耐久性はやや劣ってしまいます。
4費用はどのくらい違うの?
☆ 保険は工程が少なく費用も安い
保険での入れ歯作製にかかる費用は、総入れ歯で10,000円~20,000円ほど、部分入れ歯で5,000円~15,000円程度です。
※あくまで目安です。
☆ 自費は費用が高いぶん、使用する道具やかける手間が違う
自費診療の入れ歯は、高いものでは40万円前後になることもあります。しかしその高さには理由があり、かかる工程の数は保険の2倍です。歯型をとるための材料から、使用する器具まで、あらゆるものが自費専用の特別なものを使用しています。
5味覚への影響はどう違う?
☆ 保険の入れ歯は熱の伝わりがいまいち
入れ歯は、お口の中の歯ぐきや上顎などの粘膜を大きく覆います。
このことによって粘膜には、熱い・冷たいなどの温熱刺激や、食品の質感などが直接届かなくなってしまいます。
その他にも舌が粘膜を触ることで感じる刺激や、食べ物を口に入れた際に感じる圧刺激などが妨げられてしまいます。
特に、保険の入れ歯で使用される素材は熱伝導率がよくありません。
食事の際にさまざまな妨げがあるだけでなく、食べ物の温度を感じにくいことが、さらに美味しさを感じにくくしてしまうのです。
☆ 自費の入れ歯は熱伝導がよく食事も美味しい!
自費の入れ歯の場合も、お口の粘膜を覆うことにはなります。
しかし保険の入れ歯の素材よりも優れた素材を選択して作製することができるため、保険の入れ歯に比べて食事を美味しく感じることができます。
たとえば、柔らかい素材や粘膜にフィットする素材であったり、義歯床の部分がとても薄く作られてあったりといったように、
お口への違和感をできるだけ少なく作ることができるのです。
そのおかげで熱伝導もあり、食感も感じることができ、舌などのお口の動きも妨げずに食事をすることができます。
詳しく入れ歯について知りたい方は是非ご相談にいらしてくださいね(^_-)-☆